ハクダイのカカク

どうして「マンガ収集」なのか?
漫画収集の勧め ・ まんがしゅうしゅうのススメ


「マンガ収集」という「趣味」の「楽しさ」が、
多くの人に理解されているとは思いませんが、
当人たちにしてみれば、「最高に面白い趣味」です。
 その面白さの「中味」を管理人ハクダイなりに書き連ねてみました。


楽しみ方

その基本

・モノを集める(コレクション)醍醐味が味わえる。
シリーズ物の欠けをじっくりと時間を掛けて埋めていくのは楽しいモノです。
古本屋で探し続け、最後の一冊を見つけたときの興奮は、
金銭に換算できない得がたい物が有ります。
骨董品〜美術品収集、切手収集などと近いような感じがあると思います。

・書棚にならべて眺められる
いつでも自分の好きなマンガを読める

・マンガは機械が無くても読める、見られる。
本というメディアの持つ特性です(電力が不要です)。
飛ばし読み、じっくり読み、そこそこ早読み、検索読み等
のあらゆる読み方が可能(結構、重要な側面です)。


・美術鑑賞の側面がある。
画集を鑑賞するのに匹敵する?

・マンガは面白い 
今更ですが、物語のダイナミズムを味わうのにマンガというメディアは好適
今後、マンガというメディア(形式)は廃れていく一方なのかなあ・・・
・対極的に、アート的なものに成って行くかもしれません。


・少年時代へのタイムスリップ気分を味わえる
少年時代、買えなかった、あのマンガ全巻。大人に成った今なら買える(苦笑)。
プレミアが付いてて、やっぱり高かったりして・・・・・苦笑。

コダワリの

楽しみ方

・プレミアものを安く手にいれたときの、
お得感、ギャンブル感を楽しむ。


・いわゆるセドリ(安価購入高価転売)をしてコヅカイを得る
(あるいは、セドリ屋気分を味わう・苦笑)。更には、資産運営もしくは、
「保険」としてマンガ収集を行う(あるいは、資産運営気分を味わう・苦笑)

相場の変動が有るので美術品収集同様に、中途半端な知識では
出来るものでは有りませんが・・・・


・原画、サインなどの一品モノを集める。
あくまで、記念品的なものと考えるのが正しいあり方かもしれません。
ニセモノを掴まされることも、少なからず有るようなので、
「見る目・鑑賞眼」も必要です。


・初版、美品、帯付きにこだわる

・出版シリーズ違いなどにこだわる。
同じマンガ作品でも、本自体の大きさ、体裁にこだわるというのも重要です。
文庫版は、布団で寝転がって読むには結構便利です。
いろんなサイズを集めるのも楽しいかもしれません。

・雑誌版と単行本の掲載内容の差にこだわる。
雑誌切抜きで揃えるというのが、扉部も読めて良いですね。

・作家にこだわる〜アシスタントへと展開。
永井豪〜ダイナミックプロへ展開というのが最もポピュラーのようです。


・テーマにこだわる。
野球マンガ、ボクシング、学園もの・・・いろいろ有ります。
エロものが外せません(苦笑)。
自分勝手に連鎖を広げて行くのも醍醐味です。


・作家先生とお知り合いになる

マニアも
憧れる

高度な
楽しみ方

・オリジナル単行本や復刻版の出版・製本 
商業販売を企図する場合と、
あくまでも個人的な楽しみとしての製本とが有ります。

・マンガ作品をいろんな側面から研究する。
文学作品、絵画作品を読み解くように研究する(気分だけでも?)
文学的、美術的、風俗的など様々なアプローチが行われていますが、
生半可な力量、知識では難しいです。


当たり前
だけど

やっぱり
重要な
「心得」
・・

・一目置かれる『マンガ読み」であれ

・自分なりのコレクションを目指せ


・金を掛けるよりも時間(年月)を掛けることを心がけよ

・保存状態に気を配れ(配りましょう・・・苦笑)
買いっぱなし、死蔵・・・これはイケマセンねえ
(他人様のことを言えたモノでは無いですが・・・汗)


困った点は
・置き場所(収納場所)に困る。
大きな書庫、本棚が欲しいよおぉぉ〜
これはマンガ収集家共通の永遠の課題であります。

・理解者が少ない
 マンガ収集の楽しみを理解する人が、決して多いとは言えない。
(メジャーである必要は無いですが、もう少し、
楽しさを認知してくれる方が増えてくれれば良いかな?と)


ハクダイのカカク