マンガ原作者
セルジオ関
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〜作品紹介〜
ハイエナ 
 正統的なボクシング物の表題作は50ページほどの中篇だが、、愛憎をテーマに、引き込まれます。こういう「濃い人間関係」を描いたボクシング物が読めるのは1980年代中期ごろまでかもしれません。
軍鶏の玉ちゃん @
バロン吉元門下のみやじま響とのコンビ作である、本作は「B級ピカレスクロマン」の傑作だと思います。
軍鶏の玉ちゃん A
何をもって「B級」とするのか?当然、そう突っ込まれるわけですが、元警察官の「玉ちゃん」の活躍(なのか?)ぶりには圧倒されるばかりです。単純な正義を振り回すわけでもなし、かといって極悪でもないしし・・・
軍鶏の玉ちゃん B
@巻の巻末で、バロン吉元が解説を寄稿しているが、バロン作品を彷彿させるような、大河ドラマ的なテイストも感じられます。
 多面多岐な裏読みも可能な隠れた傑作だと思います。
 
魔獣戦鬼
内閣治安局特務執行官の活躍を描いたアクション〜バイオレンス物。国家公務員が主人公というあたりに、セルジオ関の資質が仄見えます(考え過ぎかなあ?)
単行本リスト(暫定版)
作画担当 作品タイトル 出版社 シリーズ名など 巻数 版型 初版発行/1巻
かわぐちかいじ  蛮族警察  徳間書店  トクマコミックス 1 B6判 1986/3/1
ほんまりう ハイエナ  リイド社  SPコミックス 1 B6判 1985/9
みやじま響 軍鶏の玉ちゃん 双葉社 アクションコミックス 3 B6判 1980/8/10
ももなり高 魔獣戦鬼 徳間書店 トクマコミックス 1 B6判 1986/3/1
国友 やすゆき 黄土の嵐 双葉社 アクションコミックス 1 B6判
谷村ひとし コロッサス 集英社 集英社漫画文庫 2 B6判
谷村ひとし 覇王拳 徳間書店 トクマコミックス 2 B6判 1986/
筒美廣平 復讐の兇獣 芳文社 芳文社コミックス 6 B6判 1982/3/15
ハクダイのカカク
Hakudai no Kakaku
内容
p1 単行本リスト/作品解説